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【9/16(祝)は敬老の日】高齢者の足裏事情とは?

2013.09.06

新着情報

9/16(祝)の敬老の日を控え、フットケアラボでは高齢者の足裏事情について調査しました。

加齢とともに代謝が落ち、角質肥厚が進行する足裏
 
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年齢とともに肌のおとろえを実感する人は多いですが、足裏も例外ではありません。加齢とともに皮膚の代謝は緩やかになり、角質細胞が溜まりやすくなって角質肥厚が進行します。また皮膚の中の保湿成分も加齢とともに減少することが知られており、乾燥が進んでカサカサになってしまいます。とくに乾燥しやすい冬場では、60歳以上では約9割が乾皮症になるとも報告されています。65から96歳の男女154名を対象にした調査では、角質肥厚と皮膚の乾燥のトラブルの出現がもっとも多く、約4割の人に見られました。
 
同調査では、対象者の75%以上がケアの必要性を感じており、約35から40%が自分なりのケアを実践しているものの、フットケア指導に対して関心のある人が半数以上いました。ケア方法についての知識が乏しく、ケア内容の個人差が大きいことが考えられます。高齢になると体がかたくなり、目が見えにくい人もいて、自分でフットケアを行うことが難しくなってくる場合も。きちんとフットケアの知識を身につけ、便利なツールも活用しながら足裏ケアをすることが大切です。